小学1〜3年生で身につけたい7つのスキル|発達障害のお子様の成長ステップ
「小学校に入ったけど、授業についていけるか心配」 「他の子と比べて、成長が遅い気がする」
発達障害のあるお子様を持つ保護者様から、よくこのような声を伺います。
小学校低学年(1〜3年生)は、将来の自立に向けた土台作りの大切な時期です。この時期に適切なサポートを受けることで、お子様の可能性は大きく広がります。
この記事では、発達障害のあるお子様が小学1〜3年生で身につけたい7つのスキルと、しょうとくクラブでの具体的なサポート方法をご紹介します。
小学低学年で大切な7つのスキル
【1. 基礎的な生活スキル】
**小1で目指すこと** ・時計を見て行動する(「3時になったらおやつ」など) ・学校の準備を自分でする(ランドセルに必要なものを入れる) ・身の回りの整理整頓(机の中、ロッカーなど)
**小2-3で目指すこと** ・朝の準備を一人でできる ・忘れ物チェックを自分でする ・簡単な家事の手伝い(食器を運ぶ、洗濯物をたたむなど)
**しょうとくクラブでのサポート** ・視覚支援(絵カード・チェックリスト)で手順を明確化 ・「できた!」体験を積み重ねて自信をつける ・スモールステップで段階的に自立を促す
【2. コミュニケーション力】
**小1で目指すこと** ・「おはよう」「ありがとう」などの基本的な挨拶 ・困ったときに「助けて」と言える ・自分の気持ちを簡単な言葉で伝える
**小2-3で目指すこと** ・友達に「貸して」「いいよ」などのやりとり ・先生に質問や報告ができる ・自分の好きなこと・嫌いなことを説明できる
**しょうとくクラブでのサポート** ・ロールプレイで実践的に練習 ・ソーシャルスキルトレーニング(SST) ・スタッフが仲介役となり、成功体験を増やす
【3. 基礎学力(読み・書き・計算)】
**小1で目指すこと** ・ひらがなの読み書き ・1〜10までの数の概念 ・簡単な足し算・引き算
**小2-3で目指すこと** ・漢字の読み書き(学年配当漢字) ・九九の暗記と活用 ・文章題の理解
**しょうとくクラブでのサポート** ・つまずきポイントを見つけて個別指導 ・得意な方法(視覚優位・聴覚優位)に合わせた学習 ・「わかる」体験を増やして学習意欲を育む
【4. 注意・集中力】
**小1で目指すこと** ・10分間は座って活動できる ・一つの課題を最後までやり遂げる ・先生の話を聞く姿勢を保つ
**小2-3で目指すこと** ・20〜30分間は集中して学習できる ・複数の指示を覚えて行動できる ・気が散っても自分で気づいて戻れる
**しょうとくクラブでのサポート** ・集中しやすい環境づくり(視覚的な刺激を減らす) ・タイマーを使った時間の見える化 ・短時間から始めて徐々に延ばす
【5. 感情のコントロール】
**小1で目指すこと** ・嬉しい・悲しいなどの基本的な感情を認識 ・癇癪を起こしたときに大人の声かけで落ち着ける ・「イライラする」「困った」と言葉で表現できる
**小2-3で目指すこと** ・怒りを感じたときに深呼吸などで対処 ・負けても泣かずに切り替えられる ・友達とのトラブルを言葉で解決しようとする
**しょうとくクラブでのサポート** ・感情の名前を教える(怒り、不安、困惑など) ・クールダウンスペースの活用 ・アンガーマネジメントの基礎
【6. ルールやマナーの理解】
**小1で目指すこと** ・順番を待つ ・人の物を勝手に取らない ・教室のルールを守る
**小2-3で目指すこと** ・ゲームのルールを理解して遊べる ・公共の場でのマナー(図書館、電車など) ・約束を守ろうとする
**しょうとくクラブでのサポート** ・ルールの「なぜ」を視覚的に説明 ・ゲーム活動を通じて楽しく学ぶ ・守れたときにしっかり褒める
【7. 手先の器用さ】
**小1で目指すこと** ・鉛筆で字を書く ・はさみで紙を切る ・折り紙を折る
**小2-3で目指すこと** ・定規を使って線を引く ・ひもを結ぶ ・細かい作業(ビーズ通しなど)
**しょうとくクラブでのサポート** ・作業療法的アプローチ(遊びの中で練習) ・適切な道具選び(三角鉛筆、持ち方グリップなど) ・スモールステップで達成感を積む
「できない」ではなく「まだできていない」
大切なのは、お子様を他の子と比べることではなく、「昨日のお子様」と比べることです。
- 先月は泣いていたけど、今月は言葉で言えた
- 1ヶ月前は10分しか座れなかったけど、今は15分座れる
- 去年は挨拶できなかったけど、今年は自分から言える
こうした小さな成長の積み重ねが、お子様の自信になり、将来の大きな力になります。
低学年での土台作りが、将来の自立につながる
しょうとくクラブでは、小学校低学年のお子様に対して、将来の自立を見据えた支援を行っています。
**個別支援計画に基づく目標設定** お子様一人ひとりの特性や発達段階に合わせて、3ヶ月ごとに目標を設定します。
**スモールステップで「できた!」を増やす** 大きな目標を小さく分解し、確実に達成できる課題を設定。成功体験を積み重ねることで、自己肯定感を育みます。
**保護者様との連携** 連絡帳や面談を通じて、ご家庭でも同じアプローチができるようサポートします。
小学校低学年は「種まきの時期」
焦る必要はありません。今は種をまき、水をやり、丁寧に育てる時期です。
- できないことを責めるのではなく、できたことを認める
- 他の子と比べるのではなく、お子様自身の成長を見る
- 完璧を目指すのではなく、少しずつ前に進む
こうした姿勢が、お子様の心の安定と成長につながります。
しょうとくクラブで一緒に育てましょう
しょうとくクラブは、発達障害のあるお子様の成長を、長期的な視点でサポートします。
- 小学校低学年(1〜3年生):基礎的なスキルの習得
- 小学校高学年(4〜6年生):応用力と自立の準備
- 中学生:社会性とコミュニケーション力の向上
- 高校生:18歳以降の進路を見据えた支援
お子様の「今」だけでなく、「10年後」を見据えた支援を行っています。
まずは見学・体験から
「うちの子に合うかな?」 「どんな雰囲気なんだろう?」
そんな不安をお持ちの保護者様、まずは見学・体験にお越しください。
お子様の様子を見ながら、一緒に成長の道筋を考えていきましょう。
【関連記事】 ・「18歳以降の進路、知っていますか?」 ・「発達障害のお子様への学習支援のコツ」 ・「一人ひとりに合わせた学習支援とは?」
【お問い合わせ】 見学・体験のご予約は、お問い合わせフォームまたはお電話で承っております。 ウェブサイト:https://sodachi-no-mori.jp/contact
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