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「8歳から、エンジニアへ。」10年育成パイプラインの全容

「放課後デイは18歳で終わる。その先はどうなるの?」

多くの保護者様が抱えるこの不安に、しょうとくグループは10年という長期スパンで答えを用意しています。

この記事では、しょうとくクラブ(8〜18歳)からしょうとくワークス(18歳以降)へとつながる「10年育成パイプライン」の全容をお伝えします。

なぜ「10年」なのか

一般的な放課後等デイサービスは18歳で卒業です。その後、就労継続支援B型事業所に移っても、多くは単発の訓練や作業にとどまり、「スキルの積み上げ」という視点が欠けています。

しかし、エンジニアやITスキルを身につけた人材を育てるには、1〜2年では足りません。

  • 8歳から基礎を学び始める
  • 18歳からは実践業務でスキルを磨く
  • 28歳には地域のIT人材として活躍する

この10年間という時間軸があるからこそ、「8歳から、エンジニアへ」という挑戦が可能になるのです。

Stage 1: 8〜18歳(しょうとくクラブ)

**環境**: 放課後等デイサービス・児童発達支援 **内容**: 学習支援・ICT基礎教育で、社会人の土台を育む

【学ぶこと】 ・基礎学力(国語・算数・英語) ・タイピング・Officeソフトの基本操作 ・プログラミング的思考 ・コミュニケーション力 ・生活スキル(時間管理・報告連絡相談)

「勉強についていけない」「PCに触ったことがない」——そんな状態から始めて大丈夫です。一人ひとりのペースに合わせて、丁寧に基礎を積み上げていきます。

【ゴール】 ・基本的なPC操作ができる ・簡単な報告・連絡・相談ができる ・「自分にもできることがある」という自信を持てる

Stage 2: Year 1-3(就労継続支援B型)

**環境**: しょうとくワークス B型事業所 **内容**: データ処理・SNS運用・Canva制作で実践スキルを磨く

【学ぶこと】 ・Excel集計・データ入力 ・SNS投稿作成・運用(Instagram/X) ・Canva画像編集 ・顧客対応の基礎 ・納期管理・品質チェック

ここからは「訓練」ではなく「実際の仕事」です。企業から発注される業務を担当し、報酬(工賃)を得ながらスキルを磨きます。

しょうとくクラブで学んだ基礎が、ここで活きてきます。タイピングができる、Excelの基本操作ができる——その土台があるからこそ、実務に取り組めるのです。

【ゴール】 ・企業の実務レベルでデータ処理ができる ・SNS運用を任せられる ・納期を守り、品質を担保できる

Stage 3: Year 4-6(就労継続支援A型)

**環境**: しょうとくワークス A型事業所(将来構想) **内容**: Web制作・HTML/CSS・LP制作で専門性を高める

【学ぶこと】 ・HTML/CSSコーディング ・Webサイト制作 ・LP(ランディングページ)制作 ・WordPress運用 ・クライアントワークの実践

B型で培った基礎スキルをベースに、より高度な業務に挑戦します。ここでは雇用契約を結び、最低賃金以上の給与を得ながら働きます。

【ゴール】 ・Web制作の基本ができる ・クライアントの要望を理解し、形にできる ・一般就労に必要なスキルが身についている

Stage 4: Year 7-10(しょうとくテック / 一般就労)

**環境**: SES・一般企業・フリーランス **内容**: フルスタック開発・企業常駐で地域の人材として活躍

【働き方の選択肢】 ・SES(システムエンジニアリングサービス)として企業に常駐 ・一般企業のIT部門に就職 ・フリーランスとして独立 ・地域のIT企業でエンジニアとして活躍

10年間で積み上げたスキルと実務経験が、ここで花開きます。障害者雇用枠での就職はもちろん、スキル次第では一般雇用枠での就職や独立も視野に入ります。

【ゴール】 ・地域のIT人材として活躍する ・自立した生活を送れる収入を得る ・社会に貢献している実感を持てる

10年パイプラインの「つながり」が生む価値

このパイプラインの最大の強みは、「つながり」にあります。

【スタッフがつながる】 しょうとくクラブで関わったスタッフが、ワークスでも継続して支援します。「知っている人がいる」という安心感は、環境の変化に弱いお子様にとって大きな支えになります。

【スキルがつながる】 8歳で学んだタイピングが、18歳でのデータ入力業務に活きる。20歳で学んだHTML/CSSが、25歳でのWeb制作案件に活きる。一つひとつの学びが、次のステージの土台になっていきます。

【キャリアがつながる】 「18歳で終わり」ではなく、その先のキャリアまで見据えた支援があります。一般就労を目指すのか、起業を目指すのか——10年かけて一緒に考え、実現に向けて伴走します。

実現のカギは「企業パートナー」

この10年パイプラインを実現するには、企業の協力が不可欠です。

しょうとくワークスに業務を発注してくださる企業様がいるからこそ、利用者は「実際の仕事」を経験できます。その積み重ねが、10年後の一般就労につながります。

**「今日の発注が、10年後の地域の雇用を創る」**

これは誇張ではなく、実際に起こる未来です。

今あなたが発注するデータ入力業務を担当している人が、5年後には別の企業のWeb担当者として働いているかもしれません。10年後には、あなたの会社のシステム開発を担当しているかもしれません。

「8歳から」始める理由

「なぜ8歳から?18歳からでもいいのでは?」

そう思われるかもしれません。しかし、18歳から始めるのでは遅いのです。

  • タイピングの習得には時間がかかる
  • 基礎学力(読み書き計算)がないと業務に支障が出る
  • コミュニケーション力は一朝一夕には身につかない
  • 「できた!」という成功体験の積み重ねが自信を育む

8歳から始めるからこそ、18歳で「実務ができる状態」になれます。そして28歳で「地域のIT人材」として活躍できるのです。

すでに動き始めている未来

しょうとくクラブ(放課後等デイサービス)は、2026年に大阪市天王寺区と帯広市で開設準備中(仮)です。

しょうとくワークス(就労継続支援B型)も、2026年9月に大阪市天王寺区で開設準備中(仮)です。

この10年育成パイプラインは、構想ではなく、すでに動き始めている未来です。

おわりに

「18歳で終わり」ではなく、「18歳からが本当のスタート」。

しょうとくグループの10年育成パイプラインは、障害のある方の可能性を最大限に引き出し、地域のIT人材として活躍できる未来を創る挑戦です。

8歳のお子様を持つ保護者様へ——今日から始めれば、18歳で選択肢が広がります。

18歳以降の進路を考えている保護者様へ——まだ遅くありません。今日から始めれば、28歳で地域の人材として活躍できます。

企業の皆様へ——あなたの発注が、地域の未来を創ります。

一緒に、10年後の地域を創りませんか。

【お問い合わせ】

**しょうとくクラブ(放課後等デイサービス)** https://sodachi-no-mori.jp/

**しょうとくワークス(就労継続支援B型)** https://sodachi-no-mori.jp/works