新学期に向けて|入学・進級前にやっておきたい準備と心がまえ
もうすぐ4月。入学や進級を控え、お子様も保護者様も期待と不安が入り混じる時期ではないでしょうか。
「新しい環境になじめるかな」「勉強についていけるかな」「友だちはできるかな」
特に発達が気になるお子様の場合、環境の変化への適応に時間がかかることがあり、不安はより大きくなりがちです。
この記事では、新学期に向けて今のうちにできる準備と、保護者様の心がまえについてお伝えします。
生活リズムを整える
新学期が始まると、決まった時間に起きて、決まった時間に学校に行く生活が始まります。春休み中に生活リズムが乱れていると、いきなりの切り替えが難しくなります。
- 起床時間と就寝時間を学校がある日と同じに近づける
- 朝ごはんを毎日決まった時間に食べる
- 日中に体を動かす時間をつくる
2〜3週間前から少しずつ調整していくと、お子様の体が自然とリズムに慣れていきます。
通学路を一緒に歩いてみる
新しい学校に通うお子様はもちろん、進級で教室が変わるお子様にとっても、事前に「道」を知っておくことは安心につながります。
- 通学路を実際に歩いてみる
- 信号や横断歩道の場所を確認する
- 「困ったときはここに助けを求めよう」という場所(コンビニ、交番など)を伝えておく
何度か一緒に歩くことで、お子様の中に「知っている道」という安心感が生まれます。
持ち物の準備を一緒にする
新学期の持ち物準備は、お子様と一緒に取り組むことで、自立心を育てるチャンスにもなります。
- 必要なものリストを一緒に作る
- 自分で名前を書いてみる(書けるものだけでOK)
- ランドセルや通学バッグに荷物を入れる練習をする
「自分で準備した」という経験が、新学期への前向きな気持ちにつながります。
新しい環境について話してみる
お子様が感じている不安を、言葉にして受け止めることが大切です。
- 「新しいクラス、どんな気持ち?」と聞いてみる
- 「不安なことがあったら教えてね」と伝える
- 楽しいことも想像してみる(「新しい友だちができるかもね」)
不安を否定せず、「そう感じるのは当然だよ」と受け止めるだけで、お子様の気持ちは軽くなります。
学習面の準備
新しい学年の勉強についていけるか心配な場合は、今のうちから少しずつ準備を始めておくと安心です。
- 前の学年の苦手な単元を復習する
- 新しい教科書が手に入ったら、最初の数ページを一緒に読んでみる
- 「分からないことは先生や大人に聞いていいんだよ」と伝える
完璧に準備する必要はありません。「少し知っている」という状態をつくるだけで、授業への不安がぐっと和らぎます。
保護者様自身の心がまえ
お子様の不安に寄り添うためには、保護者様自身の心の余裕も大切です。
- 完璧を求めない(最初からうまくいかなくて当たり前)
- 他の子と比べない(その子のペースで大丈夫)
- 困ったときの相談先を事前に確認しておく
- 「慣れるまでに時間がかかるかもしれない」と心の準備をしておく
新学期直後は、お子様が疲れて帰ってくることも増えるかもしれません。そんなとき、「今日も頑張ったね」と声をかけてあげるだけで、お子様にとって大きな支えになります。
おわりに
新しい環境への不安は、大人でも感じるものです。お子様が不安を感じるのは、むしろ自然なことです。
大切なのは、不安をなくすことではなく、「不安があっても大丈夫」と思える環境をつくること。事前の準備と、保護者様のあたたかい声かけが、お子様の背中をそっと押してくれます。
しょうとくクラブでは、新学期の環境変化に不安を感じるお子様のサポートも行っています。学習面での準備はもちろん、新しい環境への適応を一緒に支えます。
お気軽にご相談ください。
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